ハイフとは何か…?
ハイフ(HIFU)は、High Intensity Focused Ultrasound の略です。
HIFU(ハイフ)は光を凸レンズで集めて焦点部が高温になるように超音波を筋膜や脂肪層に収束させ、その摩擦を使って高熱を発生させる仕組みです。摩擦により発生する熱は最大80度、超音波の周波数を調整することでその場所や範囲などを調整できます。リフトアップ治療に使われるハイフはこの周波数の範囲が点であることが特徴です。
高密度焦点式超音波を用いて リフトアップ・タイトニング治療を行うものがハイフと呼ばれています。
皮膚表面にはダメージを与えず、皮膚内部に点状でダメージを与えます、点と点の間が縮まることで即時的な引き締め効果が実感できます、その後2か月ほどかけてじわじわと効果をご実感頂ける施術となります。
当クリニックで取り扱いのハイフ機HIGHSONICは、3回ヘッドを付け替えて順番に照射します。真皮浅層・真皮深層・SMAS筋膜の3層にしっかりと照射しますので、効果の実感がしやすくなります。
ハイフ照射あとの即時的な肌のハリ感は、だんだん失われますが、その後は皮膚内部に点状で与えたダメージがヒトに本来備わっている「創傷治癒作用」☞自分で自分の傷を治すチカラ を活性化させます。それによって新しいコラーゲンやエラスチンが増成され肌のハリ感アップやリフトアップが実現します。
☞即時効果の図はこちら
肌の表面に影響がないかを厚みのあるガラス(プレパラート)を使って実験
実際に、肌の表面に影響がないかを厚みのあるガラス(プレパラート)を使って実験してみました。
≪ヴィヴァーチェ美容皮膚科で取り扱いのハイフ機器「HIGHSONIC」をプレパラートに照射≫
皮膚表面から筋膜までの距離が約4.5㎜ですので、4.5㎜の厚さのガラスを使い本物のHIFU 機器(VIVACEで扱っているHIGHSONIC)をガラスに密着させて照射を行いました…
その結果、ガラス表面には一切キズが付かず、ガラスの底面(表面から4.5㎜の距離)の部分のみに均等な間隔で点が現れました。
▶この実験では筋膜(4.5㎜)のヘッドを使ったため4.5㎜の距離にドット状にキズが付きましたが、こちらを皮膚深層(脂肪層)の3.0㎜や、皮膚浅層の1.5㎜に変えれば同じ現象がおきます。
さらに均等な間隔で点が現れたという部分も重要で、こちらのHIGHSONICの優れた点であります。
▶こちらのガラスはVIVACクリニックでご覧いただけます。
実験の結果からわかること
上記の実験から、HIFU(ハイフ)機器は、肌表面には影響がなく、内部にのみ刺激を与えられることがわかります。ですので、肌表面への影響(ダウンタイム)がないと言われています。
だだ、ダウンタイム(肌表面への影響)はございませんが、肌内部への刺激はございます。数日間軽い筋肉痛のような感覚が伴うこともございます。生活に特に制限はございませんが、カウンセリングでしっかりとご説明の上施術に臨んでいただいております。
皮膚を切ったり、糸を入れたりと言った行為と比べると、施術は断然楽に感じられるかと思います。
また、プレパラートへ照射した跡を見ると、傷が均等にならんでいる事がわかります。このことからヴィヴァーチェ美容皮膚科で取り扱いのハイフ機器「HIGHSONIC」は1ショットあたりのエネルギーが均等であることがわかります。そのため全体的に痛みを抑えつつしっかりと結果を出すことが可能なのです。
☞ハイフ機器「HIGHSONIC」についてはこちら
適応や効果実感までの期間
適応はたるみ、肌のハリ感(短期と長期)小じわ、ほうれい線、となります。
下記の図で即時効果と、リモデリング効果を示しています。
ハイフで点状に傷をつけた間に縮みが起こるため、即時効果として引き締まった感じがあります。
その後は自然治癒力で傷がついた皮膚が修復されていきますが、その際にコラーゲン増生などが起こりハリ感引きあがり感につながります。こりらのリモデリング効果はじわじわと起こり、2か月ほどで完了となります。
一時的な引き締め効果の後肌がリモデリングされ徐々に効果が表れます。
「2~3か月後が効果のピーク」と言われております、定期的なメンテナンスでさらに持続的な効果を実感頂けます。
≪2・3か月~半年に1度の来院でOKです≫
ハイフの施術の様子
ジェルを塗布し、ハイフ機を皮膚にぴったりと当て照射していきます。
時間は施術内容(施術の範囲や照射対象が皮膚浅層のみなのか、脂肪層やSMAS筋膜にも照射するのか)によりますが、30分から1時間です。
[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ハイフの1番の良さは肌の表面にはダメージを与えずに真皮浅層・真皮深層・SMAS筋膜にのみ刺激を与えることができる点です。[/word_balloon]